ウフ.

この本は、書店で無料で配布している本です。

ウフ.2007年3月号

ウフ.2007年3月号

どんな本か?っていうと、色々な作家さんの小説やらエッセイ、書評等が書かれているものです。
あ、森三中の大島さんが書いてる「ブスの瞳に恋されて」も連載してます!

しかし本の裏表紙に、値段が書いてあるからホントは商品なのかもって思ったけど、書店の店員さんに確かめたらタダだっていうので、それから毎号「ウフ.」をもらいに行くためだけに書店へ行くことが多いです。

で、この本が何か?っていうと、この本3月に発行されたものでして、それまで毎号貯めていた「ウフ.」を最近少しずつ読み始めたんです。

でで、この3月号の夏石鈴子さん著「長生き奥さま」っていう読みきり小説をさっき読んだのですが…

なんか日常の事を書いているんだけど、その中にそっとやって来た病気“乳がん”に負けず、長く生きていこう!という思いを持った奥さまの話でした。12ページしかないド短編だけど、私は“この小説好きだな〜”、“いいなぁ〜”と思いました。


結婚生活9年にして、子供がいない“奥さま”夫婦は、お互いの事を名前で呼び合っていて……

→って、その時点でイイね。“名前で呼び合っていて”の部分がね。結婚したら、旦那さんとは「おいっ」とか、「ねぇねぇ」という言葉じゃなく、名前で呼び合いたいです。…えっと、結婚できたらね。…相手がいたら、ね(;△⊂)

久しぶりに検診にいった奥さまが診断された乳がんという病名に驚き、そして悲しみつつ家に帰ろうとする道で、奥さまは、ひとり泣き喚いてしまう。そこに来た医療関係者(おそらく看護師)に連れられ、病院の中に入り、休んでいたら連絡に駆けつけた旦那さまがやってきて、「のんちゃん、どうしたんだよ。」という。(奥さまの名前は“のんちゃん”)そんな旦那さまに、乳がんと診断されたことを話すと、旦那さまの目からいっぺんに涙がぶわっと盛り上がって……(本文抜粋)

→このあとの文章にも書いていたけど、こう自分のために泣いてくれる旦那さまだと、“この人と結婚してよかった!”と思えるよね。そんな夫婦っていいよね。まぁ旦那さまでなくて、それが彼氏であっても、ホントに“あぁ愛しい。”と思えてくるよね。うんうん(*´艸`)


って、コレはモテない女の悲しい妄想なのでしょうかね……。

まぁこんな人に出会えるよう、祈っておきます。


では、BYE★